第１回「"太極・北京"２０１６北京国際健身交流大会」が、２０１６年６月１８日・１９日の２日間、北京体育大学体育館を主会場に開かれました。この大会は、北京市人民対外友好協会が２０１５年まで隔年に開いていた「太極拳交流大会」と「太極柔力球交流大会」の２つを『太極』の理念をもつものとして今大会から統合して開催したものです。大会参加者は全体で約５００人でした。
日本太極柔力球協会は須藤誠理事を団長に９人の代表団を編成して派遣しました。
初めての大会は、従来の競技大会形式と異なり、日ごろの練習の成果を披露する、という内容で気軽に参加できるものでした。初日は開会式の後、日本代表チームは北京代表者８０人と一緒に「抛接套路」と「大碗茶」の２曲を披露しました。２日目は、北京の盧溝橋近くに在る紫谷公園に特設された野外交流会場で、太極拳の人達と一緒に朝の交流会に参加しました。午後は北京体育大学の武術館に移して、王学軍先生と閻文英先生から北京の愛好者と一緒に新しい規定套路の指導を受けました。
本場中国と比べ柔力球の経験も浅く実力も備わってない日本の愛好者にとっては、競技中心ではなく交流に重きを置いたこのような事業が行われることは大変喜ばしいことと思います。
